ヒートマップツールを活用し、ユーザー心理に寄り添った“再現性の高い”Webサイト改善を

Webマーケティングに関するトピックを、業界のリーダーがリレー形式で繋いでいく「リレーセミナー」に弊社COO小畑が登壇いたしました。

前回のセミナーでKaizen Platformの鬼石氏からバトンを受け取った小畑。今回のテーマは「改善勝率90%以上!300件を超えるWeb改善プロジェクトの中から厳選した改善事例とノウハウを一挙公開!」です。


「勘と経験と度胸」に頼っていた、これまでのWebサイト改善

講演は、小畑がUNCOVER TRUTHに参画する前の時代の苦労話から始まりました。セミナーにご参加いただいた皆さまと同じように、小畑もかつてはWebサイトの構築と改善・運用に悩みを抱える一人だったのです。

当時小畑はWebサイトの構築から改善・運用を手がける企業においてECサイト売上トップ100社のうち40社を担当し、大手通販サイトでは売上16倍アップを達成するなど着実な実績をあげていました。しかしその実情は「勘と経験と度胸に頼る泥臭い作業の連続」。勘と経験と度胸に頼る以上、アイデアや情熱が枯渇すれば”人”を変えていくしかなかった…という当時の苦しい舞台裏を明かしました。

そのような状況で生じた「根拠に基づいて方針を作り、そこから計画的にWebサイトを改善するという当たり前のことってできないの?」という疑問。それを解決しようと参画したのがヒートマップツール「USERDIVE」を提供するUNCOVER TRUTHでした。


データから読み解いてゴールに行き着くヒートマップツール「USERDIVE」

これまでのWebサイト改善について小畑は「コンバージョンしなかった人に対してやみくもに改善案を当てていくものだった」と指摘します。それに対しUSERDIVEは

  • コンバージョンした人から学び
  • おしかった人を探してそこにフォーカスし
  • むだな人(買う意思のない人)は放っておく

という効率的な施策=データから読み解いてゴールに行き着くまでを実現するツールです。

さらにUSERDIVEから得られた情報を根拠に分析・改善コンサルティングまでを手がけているのがUNCOVER TRUTHの強みですが、コンサルティングに関する詳しいお話は当社CAO小川卓が寄稿したこちらの記事をぜひご覧ください。

UNCOVER TRUTH 小畑陽一

ここからは事例紹介へ。通信教育をはじめ教育や育児、語学、介護まで幅広い領域でサービスを展開する株式会社ベネッセコーポレーションのコーポレートサイト改善を通して得た気づきとして小畑は「ユーザーの”属性とニーズの相関性”を分析する」ことを挙げました。例えば「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」で検索し、ページに辿り着いているユーザーは誰か。では、そのユーザーが求めているであろう他のサービスを同じページに分かりやすく表示するとどうなるかーこのような思考プロセスの重要性とコツについて、USERDIVEの実際の分析画面をご覧いただきながらご説明しました。


ユーザー心理に寄り添ったWebサイト改善を

その他に今回は、人材紹介会社や国内・海外拠点のWebサイト改善に取り組んだ富士フイルム様などの例もご紹介。これらの事例に共通する学びとして「おもてなしの”つもり”」「提供者の理論」「よかれと思ってやる施策」の危険性を指摘し、データに基づいた根拠のある施策が本当の意味でユーザー心理に寄り添ったWebサイト改善を実現すると説明しました。

小畑はこの「ユーザー心理に寄り添う」ことこそがWebサイト改善において最も重要であり、資産になるものだと考えています。なぜならば「自社のWebサイトを訪れたユーザーがどのようなアプローチをすることによって喜び、納得し、商品を買ってくれるのか」という情報を蓄積することは、Webサイト改善の再現性を格段に高めるからです。最後に「分析は実行のためにある」というメッセージをお伝えし、講演を締めくくりました。

UNCOVER TRUTHは今後もこのような機会を通して、Webサイト担当者やデジタルマーケティングを手がける皆さまのお役に立てるよう、知見とノウハウを積極的にお伝えしてまいります。

※リレーセミナーでは小畑から、ガシー・レンカー・ジャパン株式会社、デジタルマーケティング部シニアマネージャー藤原尚也氏にバトンを渡しました。次回のセミナーでは藤原氏が講師を務めます。