上級ウェブ解析士向け「Webサイト改善」セミナーを開催

ウェブ解析士という資格が世の中に浸透する一方で、資格を取った方々からは「せっかく取った資格をビジネスにどう活かせばいいか分からない」といった悩みが共通して聞かれます。今回のセミナーでは「自分の分析手法は正しいのか?」「他に方法や考え方はないのか?」といった、ウェブ解析士の皆さまの多くが共通して抱えるこれらの悩みに答えるべく、当社CAOの小川卓が日頃使用しているメモやチェックリストといった「虎の巻」を大公開。「最終的に大事なのは分析手法ではなく、どう成果を上げてお客様に価値を返すか」といったメッセージとともに、分析から改善までのプロセスを”超・具体的に”お伝えしました!

まずは改善プロセス全体について。プロジェクトの進め方には設定された期間ごとに1~2カ月のパターン、3~4ヶ月のパターン、中長期(半年~)のパターンがありますが、期間によらずお客様との関係を継続させるうえで重要な要素となるのが「レポーティング」です。一つの指標として「レポーティングがなくなると会社が困ると言われる」という状況を挙げ、Web解析をビジネスとして展開する=依頼主との継続的な関係を築く、ということにおけるレポーティングの重要性を指摘しました。

続いて、実際に分析に入る前のヒアリングについて「多くの情報を集めるため、とにかく聞き役に徹する」ということを前提に具体的なポイントをご紹介。例えば「サイト内で手を出していい範囲の確認」は、改善施策提案後に「実は変更できない箇所でした」といった事態を避けるためにも非常に重要です。またヒアリング後のシナリオ設計で重要なのは「ユーザー側の視点に立ってシナリオを設計する」こと。一口にウェブサイトといってもECサイトやメディアのサイトなど特性は様々で、当然ながらそれぞれの特性に応じたシナリオ設計が求められます。今回のセミナーでは、ECサイト、BtoCサイト(賃貸・求人サイトなど)、BtoBサイト(ソフトウェアやサービス販売など)、メディアサイトを例に挙げたシナリオ設計ポイントをお伝えしました。

ヒートマップツール「USERDIVE」を活用した改善事例

さらにヒートマップツール「USERDIVE」によるレポートを始めとした「よく作成するレポート例」や「気づいたら箇条書き+スクリーンショット」など、明日からすぐに使える具体的なTipsを、小川自身による実際のメモ書きや撮りためたスクリーンショットとともにご紹介。Web解析のスペシャリストと言われる小川にとっても、良い分析・改善施策のためには地道な作業が欠かせないということが伝わったことと思います。

このように具体的な手法をご紹介しながらもやはり「重要なのはお客様とのコミュニケーションのあり方」と小川。お客様が本当に知りたいことは何か、そしてその要望に答えるために必要なウェブ解析士としての考え方・姿勢をお伝えし、コミュニケーションについてのアドバイスをまとめに代えてセミナーの第一部を締めくくりました。

UNCOVER TRUTH 小川卓

また今回は「コンセプトダイアグラムを活用したKPI設計・分析・レポート事例」というテーマについても、講演第二部としてお話しいたしました。特にお客様自身がKPIに気づいていないような場合に効果を発揮するのがコンセプトダイアグラムの作成です。小川はこのコンセプトダイアグラムを「『ユーザーの行動・気持ちの変化』を図解した計測可能なアウトプット群」と説明し、これまで手がけたワークショップの事例と合わせて、Webサイト改善の需要なプロセスの一つとしてご紹介しました。

講演の後には参加者と講師による懇親会を実施。同じような課題を抱える方々と交流の機会をもてるのも、このようなセミナーに参加するメリットと感じていただければ嬉しく思います!

UNCOVER TRUTHは今後も主催・共催セミナーの実施や外部イベントへの登壇などを通して、Webサイト改善やデジタルマーケティングに携わる皆さまへ向けて、当社の知見・ノウハウを積極的にお伝えしてまいります。